メインコンテンツに移動

自己処方の8つの間違い-サプリメントの副作用を防ぐ方法

日本語

自己処方の8つの間違い-サプリメントの副作用を防ぐ方法 by: Alison Chen, ND
info@dralisonchen.com
www.dralisonchen.com/insider



Top 8 Self-Prescribing Mistakes You Must Avoid How to Avoid Supplemental Side Effects



はじめに

健康食品店の通路をぶらぶらすると、何列にも渡って陳列されている異なるビタミン、ミネラル、プロテイン・パウダー、食物繊維やハーブに圧倒されて、どの製品が良いのだろうか、自分には何が必要で何が不要なのだろうかと考え込んでしまうでしょう。

値段、魅力的なパッケージングや友人の推薦でサプリメントを決める人は多数いますが、自分に最適なサプリメントと、その服用量や服用期間を正確に知っている人は非常に稀です。

サプリメントの処方は科学かつアートで、しばしば専門家、自然療法医、に任せるのが最善です。一年の初期研修および国家試験の免許を含めた公認の博士号を持つ自然療法医は、あなたの気掛かりについてn根本的な原因を治療するために、何時、何を、そしてどのサプリメントを服用すべき・すべきでないか、を知っている、最良の人材です。

自然療法医の診察を受けて自分の健康に関する理解の助けを得るのは、何時でも理想的ですが、もし基本的な問題に対して自己処方をしようと思うならば、常に増大する多数の選択肢から必要なものを決める際に、心に留めるべきインサイダー情報をお教えしましょう。サプリメント通になるための8つのヒントをお読み下さい!


1– 価格で製品を選ぶ Top 8 Self-Prescribing Mistakes You Must Avoid How to Avoid Supplemental Side Effects

高価なものが良い訳ではありません。大半の専門ブランドは比較的高価なのは真実ですが、それがあなたの選択の基本であるべきではありません。

一般に専門ブランドが高価な理由は、質、有効性、そして純度が高く、サードパーティの検査および調査を受けており、信頼性があるからです。

しかし、単にその会社が高いスタンダードを掲げているからと言って、そのサプリメントがあなたに適していて、効果が望める訳ではありません。自然療法医は、時間をかけてあなたの懸念の元を探し、表面上の症状だけでなく根本原因をサポートするような治療をあなたに提供します。

“セール”品にも注意して下さい。大抵の場合、これらは期限切れ近くの過剰在庫のサプリメントで、活性成分の効能と価格とは、賢明なトレードオフにならないかも知れません。


2– 健康食品店の店員にお勧めを尋ねる Top 8 Self-Prescribing Mistakes You Must Avoid How to Avoid Supplemental Side Effects

私もかつて自然食品店の店員でしたが、これは店員の仕事ではありません。その頃、この仕事は私にとって教育的かつ受益的でした。私は異なる製品についての研修を受けた上に、お客様に良くある疑問や懸念に精通するようになりました。

私は研修を受けましたが、この研修は全てサプリメント会社主催で、情報は偏っており非科学的であったため、完璧な教育とは言えませんでした。健康食品店の店員になるのに必要とされる教育に最低限の要件が存在しないことから、免許を持つ自然療法医、栄養士、食事療法士や医師と同等の質の情報を得られることを期待しないで下さい。


3– メディアを利用する

私が健康食品店で働いている間、“XXは減量に良いとドクター・オズが言っていた”とお客さんが言うのを何回聞いたか数えられません。

毎週、サプリメントXXが、新しい最良のもの、未焙煎コーヒー豆、ラズベリーケトン、CLA、スーパーグリーン、ガルシニア、クロロフィル、等に置き替えられます。そして、これらは一番に在庫に補充されることになります。

私はドクター・オズについて何も反対することはなく、疑問の余地のあるアフィリエーションは別にして、予防医学にスポットライトを当てるという立派な仕事をしたと考えています。しかし、メディアは大衆に対してマーケティングするため、彼のお勧めは一般向けになりがちで、しばしば研究による裏付けがありません。あなたに特有のニーズを知るのが、何時でも最善です!


4– ボトルの推奨用量の指示に従う

自然療法医の処方ではなく、ボトル上に書かれている指示に従うことは、推奨用量が治療用量とは同じでないため、お金の無駄になるでしょう。

サプリメントは、カナダ保健省(あるいは米国のFEA)安全ガイドラインの範囲内でなければなりません。しかし、もしあなたが症状を追跡している間に十分に高い用量を特定の期間服用しなければ、望んでいる効果は得られない可能性があります。自然療法医は、治療用量を達成するために相応しい勧告を作るために、現時点における研究および臨床的経験を用います。

例えば、ビタミンCについて行われた研究のほとんどでは、免疫システムのサポートおよび炎症の軽減のための治療用量に、一日2gが採択されています。しかし、大半のマルチビタミンやビタミンCサプリメントでさえ含有量は100mg未満で、治療効果を支えるためのレベルには程遠いものです。


5– ラベルを読まない

ラベルは紛らわしく嘘っぱちです。サプリメントに含まれる活性成分だけでなく非薬用成分も知っておくべきです。

以下は認識しておくべき非薬用成分です。

  • 潜在的なアレルゲン:乳製品、グルテン、大豆
  • あなたがベジタリアンあるいはベーガンならばゼラチン
  • 水素化オイル
  • ステアリン酸マグネシウム
  • 人口着色料
  • 二酸化チタン

  • 6– “ナチュラルなレメディ”は全て安全であると考える

    ナチュラルは安全という意味ではありません。下記のように、禁忌となる病態や、特定のサプリメントと一緒に服用してはいけない薬が、多く存在します。

  • 魚油はワルファリンには禁忌です[3]
  • リコリス(甘草)は高血圧には禁忌です[2][4]
  • グレープフルーツでさえ多くの異なる薬剤と相互に作用します[1]
  • もしあなたが薬を服用中なら、自然療法医や医師にサプリメント、特に薬草と薬剤に相互作用がないか、必ず相互参照をしてもらって下さい。

    治療紹介シートを全ての診察に持っていくことは、専門家と一緒になって安全性を維持するのに役立ちます。


    7– 状態を追跡せず、再評価を行わない

    あなたの症状を追跡すると、サプリメントから適切な効果が得られており、お金を無駄にしていないだけでなく、副作用もないことを確かめることが出来るでしょう。

    私は、通常3ヶ月毎に再評価っています。多数のサプリメントは、治療用量を短期間服用する際に最高の効果が現れます。適切な検査やフォローアップ検査をせず長期的に服用すると健康に有害な、ビタミンB6や亜鉛のようなサプリメントも実際に存在します[5][6]。


    8– 食事の代わりにサプリメントに頼る Top 8 Self-Prescribing Mistakes You Must Avoid How to Avoid Supplemental Side Effects

    サプリメントはサプリメントに過ぎません。あなたが既に摂取しているものの補給です。あなたが一日分のマルチビタミンを服用しているからといって、バランスの取れた食事を食べる必要がないとは考えないで下さい。

    私たちは、忙しさが増すと食事が単一的になり、10-15品目の同一の食品を毎日食べるようになります。たとえ健康的な食事を食べていても栄養不足になるかも知れません。栄養強化シェイクや栄養強化バーの補給は健康に非常に良い可能性がありますが、野菜を食べるのを忘れないで下さい!

    サプリメントはあなたの健康を最高に押し上げるための素晴らしい方法ですが、もし、毎朝服用しているカプセル、粉末、チンキ液について良く理解していないならば、これらが喉を通り過ぎる前にもう少し詳しく見てみて下さい。健康上の気掛かりの根本原因を治療し、近所の薬局や自然食品店にある無数のサプリメントについて理解することに関して、自然療法医ほど素晴らしいリソースはありません。忘れないで頂きたいのは、健康はボトルやカプセルの中にあるのではなく、むしろウェルビーイングのために健康的な選択をすることにより獲得するもので、これが在庫切れになることは決してありません!